口角からヨダレが・・・まっすぐに歩けない・・・急変はどのように察知していますか?

老健は、健康を維持しながらリハビリなどを行って、在宅復帰を目指している場なので
看護師は、常に利用者の方を観察して、異常や異変がないかをチェックしています。
老健に入所している方は、高齢者の方で皆さん基礎疾患を持っているので、さっきまで元気で過ごしていたと思っても、
急に体調を崩す事があるんです。
だから、看護師は異常を早期に発見して、早期に治療を行って、一日も早く利用者が自宅に戻れるように、
サポートしなければいけないんです。

 

老健の利用者の半数以上は、認知症があるなどの理由で、何か異変があったとしても、自分で訴える事ができません。
症状に気がつかないまま、疾患が進行してしまう傾向があるので、ちょっとした異変も見逃す事ができません。
体温の異常、脈拍や血圧、顔色、身体の動きや表情など、それらの異常が早期発見に繋がるケースがとても多いんです。
一番多い異常というのは、再梗塞です。
顔の半分が強張っていたり、まっすぐに歩けない、口角からヨダレが出ている、話している事の辻褄があわない、
などの症状が見られた時には、すぐにドクターに報告して、受診しています。

 

普段、老健で過ごしている中で、看護師の私達よりも、介護士の皆さんのほうが、利用者の方の状態を把握しています。
たとえ小さな変化でも、介護士からの意見や報告というのは、とても貴重なんです。
老健では、高度な医療行為は必要ありませんが、それよりも、利用者を観察する事が大切なんです。
異常を察知する為には、正常な状態を理解している必要があります。
その為には、看護師としての知識や経験が必要となってきます。
老健では、利用者の異常を早期に気づき、早期に対応する事が必要とされます。